準備
概要
相関 k 分布テーブル作成のために下の手順で準備する.
- 適切な波数解像度の決定.
- 複数の大気プロファイルに対するラインバイライン計算の実施.
- 相関 k 分布テーブル作成のための作業ディレクトリの作成.
手順
適切な波数解像度の決定
- ラインバイライン計算の非一様波数解像度の影響評価 の結果を基に, ここでは適切な波数解像度として下の値を仮定する.
- 0.5 cm-1 (k < 7700 cm-1)
- 5 cm-1 (k > 7700 cm-1)
- この計算は lbl_dwn00.5e2+05.0e2 ディレクトリで実施されているとする.
相関 k 分布テーブル作成のための作業ディレクトリの作成
計算を行うソースプログラムをコピーし, 作業用ディレクトリを作成する. (以下の XXXX-XX-XX は使用しているファイルに合わせること. 下に示す作成するディレクトリ名は例なので好きに付けて良い.)
$ cd radmodels2-XXXX-XX-XX $ cp -Rp lbl_k-dist k-dist_fixvmr_dwn00.5e2+05.0e2 $ cd k-dist_fixvmr_dwn00.5e2+05.0e2
k-dist_fixvmr_dwn00.5e2+05.0e2 内から, ラインバイライン計算の結果に対してシンボリックリンクを貼る.
$ rm -rf prog01.0_mkprofile_ascii prog02.* prog03.0_calc_rte $ ln -s ../lbl_dwn00.5e2+05.0e2/prog01.0_mkprofile_ascii ../lbl_dwn00.5e2+05.0e2/prog02.* ../lbl_dwn00.5e2+05.0e2/prog03.0_calc_rte .
なお, ここではラインバイライン計算と相関 k 分布 (テーブル作成) 計算の作業ディレクトリを分けているが, これは好みの問題であり, 分けなくても大きな問題はないと思われる.